リバーシ
日本では別の名前のほうがよく知られていますが、あちらは商標登録されておりますので、商品名として使うことができません。
もっともそのおかげで結果的に「リバーシ」という名称も広まってきているといえます。同じゲームを「リバーシ」という名前でなら、誰に許可をとらなくても製造・販売できるからです。
……っていうことは、リバーシとあちらのゲームは全く同じものなのか?
という疑問が首をもたげるわけですが、ウィキペディアによりますと、リバーシのほうは、19世紀末にイギリスで開発され、20世紀に入ってすぐくらいに多少ルールが改正され、現在に至っているようです。
一方、あちらのゲームは1970年代にボードゲーム研究家の長谷川五郎さんという方が開発して、1973年に発売されたとのことですが、この長谷川さんという方があちらのゲームの開発にあたってリバーシを参考したのかどうかについては、ウィキペディアの記述を読む限り、どうもはっきりしません。
ルールはリバーシのほうが、「石」の色が黒と白だけでなく黒と赤、あるいは赤と白でもいいとか、ゲーム開始時の石の配置が複数種類あるらしかったりとかするようですが、結局はあまり変わらないようです。
おそらく、あちらのゲームの名称は特定のメーカー(発売当初はツクダ、現在はメガハウス)が製造・販売しているパッケージを指す、と理解すればいいのだと思います。
数独とナンバープレイスの関係もそうですが、商標とか知財関係の話はどうもまどろっこしくていけません。楽しめれば何だっていいんじゃないの? と思ってしまいます。
ともかくそんなわけで、今回のデザインの名称はあくまで「リバーシ」です。
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